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淡い期待の覚書 「うすぼんやりとしあわせだ」

4時半、眠れなくてビール数本

子供の頃、プロレスに夢中になった。
プロレス大百科も、プロレススーパースター列伝も買った。

今も格闘技が好きなのは、そのころの影響がある。

入り口は新日本プロレスであり、
ヒーローだったのは、猪木でもなく長州でもなく、
多くの人がそうであるように、タイガーマスク(初代)だった。

とくに好きだった技が、ブランチャーに行くように見せて、
つまりリングから場外にいる相手に飛び出してに行くように見せて、
ロープの間をくるっとまわる動きだ。
つまり相手を(お客さんを)ビックリさせる動きだ。
技ではないか。

マジソンスクエアガーデンでのダイナマイトキッドとの試合は素晴らしかった。
今でもハッキリ覚えている。
試合の内容より、そのときのお客さんの盛り上がりを。
ロープの間をタイガーがくるっと回ったあのときのお客さんの盛り上がりを。

プロレスラーにはなれなかったけど(小六のとき諦めた)、
今でもあの盛り上がりは覚えている。

芝居を造っているとき。
あの盛り上がりを思い出す。
人間、そうそう変わるもんじゃない。
ましてや子供のころに感動したことは、
そうそう消えるものじゃない。

わからない人にはぜんぜんわからないですね。
でもわかる人にはすごくわかってもらえると思う。



by ohta-y | 2008-06-18 04:13 | 日記
太田善也のblog
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